2024年6月27日木曜日

日本ヘルスケア歯科学会

こんにちは。青木歯科クリニックスタッフ大内です。 


先日、タイトルにもあります、日本ヘルスケア歯科学会主催の 

「TOKYOワンデーセミナー2024プラス」 

に参加してきました。 



さて、この学会ではどのような診療を

めざしているのでしょうか? 


それを知るべく、この度こちらのセミナーを

見て、聞いて、感じたことを一部ですが

お伝えしたいと思います。 


ちなみに当院はすでに

この学会に所属している会員診療所です。 

そして今回私と同行した二名のスタッフは、

この学会の認定を受けた 『認定歯科衛生士』です。 


さらには、その認定歯科衛生士の検定をしたり、

育てる立場である、凄腕インストラクターでもあります! 


今回セミナー初参加の大内は、

誰もが知っているこのお二人の認知度の高さにも、

驚きを隠せず大興奮していました! 



中央、右がそのお二人 



それでは肝心のセミナーの内容についてです。 


ヘルスケア歯科診療とは、

単に目の前の虫歯をすぐに治療をしたり、

予防を行ったりするものではない

ということがわかりました。 


なぜすぐに治療にとりかかないの?

早く治療することが最善ではないの?

と思われる方は多いと思います。 


もちろん痛みがあったり、

すぐに治療が必要な状態であれば話は別ですが、 

ヘルスケア歯科診療では

『未来の患者さんの姿』

見据えているからです。 


どういうことかと言うと、

口の病気の発症には何らかの

「原因」があって、

その発症までのプロセスや本質である

「病因」があります。 


その病因を知るためには、

患者さんの現在、そして過去を比較することで

明らかになることもあります。

そこをアプローチすることで、

歯科治療を繰り返す必要がなくなるのです。 



例えば何のアプローチも無しに虫歯を直しても、

今までの生活習慣を見直さない限り、

虫歯のリスクは高いまま、

また削っては治すの繰り返しですよね? 


さらに最近では口の疾患が

全身疾患へ影響を及ぼす、

またその逆もしかりということが

周知されてきています。 


しかし歯科従事者が

このようなことを一方的に患者さんに、

口頭だけで説明したところで、

患者さんはご自身の状況を

どれだけ自分事に捉えてもらえるかは

個人差もあり難しい面があります。 


そのためには、

患者さんのお口の細かな資料を正確に取ることで、

お互いに情報を共有できますし、

その資料をもとに 

「過去と現在を比較して未来の可能性につなげる。」 

治療が過去の清算ではなく、

未来に対する投資となるような 

そんなプロのかかりつけ医を

ヘルスケア歯科診療では目指しています。 


お口の健康を守ることで10年、20年後の未来に、

健康なご自身の姿を想像できる

当院では患者さんに、

そんなお手伝いをさせていただきたいと思います。




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青木歯科クリニック 
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