こんにちは!
青木歯科クリニック歯科衛生士の大内です。
冬になると喉がイガイガ……。
そんなとき、のど飴は心強い味方ですよね。
のどの健康を守ってくれそうな良いイメージですし、
最近は体にも良さそうな成分も入っていたり、
とにかくたくさんの種類の
のど飴が市販されていますね。
みなさんはのど飴を購入する際は、
どんな基準で選びますか?
●ノンシュガーやシュガーレスでも100%安心ではない!
『飴は砂糖のかたまりだから
虫歯になりやすいのでは?』と
すでにお気づきの方もいると思いますが、
まさにその通りです。
飴に関わらず、糖が入っている食べ物は、
お口の中に入っている時間が長いほど
虫歯菌のエサとなって歯を溶かしていきます。
では最近よく目にするシュガーレスや
ノンシュガーといったものはどうでしょう?
結論から言うと、
100%虫歯にならないという
わけではありません。
これらの表記は食品100g中に
0.5g未満である場合に許されています。
なので、わずかに糖類が入っていたとしても、
虫歯になってしまう可能性はある
ということになります。
とはいえ、普通の砂糖入りののど飴よりは
断然虫歯のリスクが低いので、
選ぶならノンシュガーが◎!
●体に良さそうな成分が入ったのど飴は?
「はちみつ入り」や
「果汁入り」もよく見かけますね。
こちらものどや体に良いとされる
定番食品となっていますが、
いずれも虫歯菌のエサとなる
糖が含まれているので、
虫歯のリスクはあります。
そのほかに『梅味』や
『ビタミンC』、『クエン酸』など、
一見体にも良さそうなものもあります。
こちらは虫歯の成り立ちとは違いますが、
酸性の食べ物が直接歯面に作用することで
歯が溶けてしまう
酸蝕(さんしょく)のリスクがあります。
●まとめ
虫歯や酸蝕にならないことも大切ですが、
のどのイガイガを取り除くことも大事ですよね。
そこで、虫歯や酸蝕になりにくくする
のど飴の選び方はこちら!
①選ぶならノンシュガーやシュガーレス!
②できるだけ酸っぱい味のものは避ける
これらのポイントを押さえて、
虫歯も酸蝕症も予防しましょう!
選ぶときは成分表示を要チェック!
「歯にも優しいのど飴生活」、
ぜひ始めてみてくださいね!
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