2024年12月20日金曜日

のど飴と虫歯の関係、本当に大丈夫?ノンシュガーでも油断禁物!

 こんにちは!

青木歯科クリニック歯科衛生士の大内です。


冬になると喉がイガイガ……

そんなとき、のど飴は心強い味方ですよね。

のどの健康を守ってくれそうな良いイメージですし、

最近は体にも良さそうな成分も入っていたり、

とにかくたくさんの種類の

のど飴が市販されていますね。


みなさんはのど飴を購入する際は、

どんな基準で選びますか?




●ノンシュガーやシュガーレスでも100%安心ではない! 


『飴は砂糖のかたまりだから

虫歯になりやすいのでは?』と

すでにお気づきの方もいると思いますが、

まさにその通りです。


飴に関わらず、糖が入っている食べ物は、

お口の中に入っている時間が長いほど

虫歯菌のエサとなって歯を溶かしていきます。


では最近よく目にするシュガーレスや

ノンシュガーといったものはどうでしょう?


結論から言うと、

100%虫歯にならないという

わけではありません。


これらの表記は食品100g中に

0.5g未満である場合に許されています。

なので、わずかに糖類が入っていたとしても、

虫歯になってしまう可能性はある

ということになります。


とはいえ、普通の砂糖入りののど飴よりは

断然虫歯のリスクが低いので、

選ぶならノンシュガーが◎!



●体に良さそうな成分が入ったのど飴は?


「はちみつ入り」

「果汁入り」もよく見かけますね。

こちらものどや体に良いとされる

定番食品となっていますが、

いずれも虫歯菌のエサとなる

糖が含まれているので、

虫歯のリスクはあります。



そのほかに『梅味』や

『ビタミンC』、『クエン酸』など、

一見体にも良さそうなものもあります。

こちらは虫歯の成り立ちとは違いますが、

酸性の食べ物が直接歯面に作用することで

歯が溶けてしまう

酸蝕(さんしょく)のリスクがあります。



●まとめ


虫歯や酸蝕にならないことも大切ですが、

のどのイガイガを取り除くことも大事ですよね。


そこで、虫歯や酸蝕になりにくくする

のど飴の選び方はこちら!


①選ぶならノンシュガーやシュガーレス!

②できるだけ酸っぱい味のものは避ける


これらのポイントを押さえて、

虫歯も酸蝕症も予防しましょう!

選ぶときは成分表示を要チェック!


「歯にも優しいのど飴生活」

ぜひ始めてみてくださいね!




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